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ランディングページの作り方|初心者向け7ステップと構成テンプレート【2026年版】

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ランディングページの作り方|初心者向け7ステップと構成テンプレート【2026年版】

この記事で分かること

  • ランディングページ(LP)の定義とホームページとの明確な違い
  • LP構成の鉄板フレームワーク(AIDMA / 新PASONA)と商材別の使い分け
  • 初心者でも成果が出るLP制作の7ステップ
  • AI自動生成を含む4つの制作方法と費用相場の比較表
  • 業種別LP構成テンプレート(EC・セミナー・採用・BtoB)

「ランディングページを作りたいけど、構成の正解が分からない」「制作会社に頼むと高いし、自分で作れないだろうか」と悩んでいませんか?

ランディングページ(LP)は、訪問者に特定のアクション(購入・問い合わせ・資料請求など)を促すために設計された1ページ完結型のWebページです。通常のホームページとは目的も構成もまったく異なり、正しい設計をすれば高いコンバージョン率(CVR)を実現できます。

2026年現在、AIがテキスト入力だけでLP全体を自動生成するツールも登場し、LP制作のハードルはかつてないほど下がっています。しかし、AIに任せるにしても自分で作るにしても、成果を出すLP構成の基本を理解しているかどうかでCVRは大きく変わります。

この記事では、LP制作の全工程を7ステップで解説し、構成フレームワーク・業種別テンプレート・費用相場・改善方法まで網羅します。

ランディングページ(LP)とは?ホームページとの違い

ランディングページ(LP)は、Web広告やメルマガなどの流入元からの訪問者を受け止め、1つのコンバージョンに導くための専用ページです。ここではLPの特徴をさらに掘り下げます。

LPの定義と役割

LPの最大の特徴は、ゴールが1つに絞られていることです。商品購入、資料請求、セミナー申込、メルマガ登録など、1つのコンバージョンポイントに向けてページ全体が設計されています。

通常のWebサイトにはナビゲーションメニューや複数のリンクがありますが、LPではそれらを極力排除します。訪問者が「買うか、離脱するか」の二択に集中できる環境を作ることで、コンバージョン率を高める構造になっています。

LPとHPの違い【比較表】

比較項目ランディングページ(LP)ホームページ(HP)
目的特定のアクション(購入・問い合わせ等)への誘導企業情報の発信・ブランディング
ページ数1ページ完結複数ページで構成
流入経路Web広告・メルマガが中心検索エンジン・SNS・直接訪問
ナビゲーション最小限(離脱防止のため)サイト内回遊を促進
SEO原則不向き(広告流入前提)SEO対策が重要
制作費用数万〜60万円超数十万〜数百万円
制作期間数日〜1ヶ月1〜3ヶ月以上

ホームページを自分で作る方法も検討している方は、LPとHPの違いを理解したうえで、自社に必要なのがどちらかを見極めましょう。

LPが必要な場面・不要な場面

LPが効果的な場面は、Web広告を出稿して特定商品・サービスのコンバージョンを獲得したいときです。期間限定キャンペーン、新商品のプロモーション、セミナー集客などが典型的なユースケースです。

一方、LPが不要な場面もあります。企業の信頼性を伝えたい、複数の商品を紹介したい、SEOで長期的に集客したいといった場合は、通常のホームページやブログのほうが適しています。

ランディングページの構成要素と鉄板フレームワーク

成果を出すLPの構成には、業界で検証済みの「型」があります。構成の良し悪しはデザイン以上にCVRに影響するため、フレームワークを理解してから制作に取りかかることが重要です。

LP構成の5つの要素

LPは大きく分けて「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3パートで構成されますが、ボディ部分をさらに分解すると、以下の5要素が鉄板構成として知られています。

  1. ファーストビュー — キャッチコピー、メインビジュアル、CTAボタンで第一印象を決定づける
  2. 共感・問題提起 — ユーザーの悩みや課題を言語化し、「自分のことだ」と感じてもらう
  3. ベネフィット・解決策 — 商品・サービスがその悩みをどう解決するかを具体的に提示
  4. 信頼・証拠 — お客様の声、導入実績、メディア掲載、資格・受賞歴などの第三者評価
  5. クロージング — CTAボタン、特典、限定性、FAQ で最後の不安を解消し行動を促す

この5要素の順番を意識するだけで、論理の飛躍がない説得力のあるLPに仕上がります。

AIDMAの法則でLPを設計する

AIDMAは、消費者の購買心理を「Attention(注意)→ Interest(興味)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)」の5段階で捉えるフレームワークです。1920年代にアメリカのローランド・ホール氏が著書で紹介しました。

LP設計では、ファーストビューでAttentionを獲得し、問題提起でInterestを喚起、ベネフィット提示でDesireを刺激、実績・お客様の声でMemoryに定着させ、CTAでActionへ導く流れになります。

AIDMAは認知から購買までの全体像を整理するのに優れており、ブランド認知が低い商材やBtoC商品のLPに向いています。

新PASONAの法則でLPを設計する

新PASONAは、神田昌典氏が提唱したPASONAの法則を改訂したフレームワークで、「Problem(問題)→ Affinity(親近感)→ Solution(解決策)→ Offer(提案)→ Narrowing down(絞込)→ Action(行動)」の6段階で構成されます。

AIDMAとの最大の違いは、問題提起の直後にAffinity(親近感・共感)を置く点です。「この会社は自分の悩みを分かっている」という信頼感を早期に醸成できるため、悩みの深い商材高単価商材のLPで特に効果を発揮します。

【判断基準】商材タイプ別フレームワークの使い分け

どちらのフレームワークを使うべきか迷ったら、以下の基準で判断してください。

商材タイプ推奨フレームワーク理由
BtoC・低単価・衝動買い型AIDMA認知→欲求の流れを重視。短いLPで完結
BtoC・高単価・悩み解決型新PASONA共感フェーズで信頼を構築。不安解消が鍵
BtoB・資料請求型新PASONAビジネス課題への共感→論理的な解決策の流れ
セミナー・イベント集客AIDMA緊急性と興味喚起で短期決断を促す

フレームワークはあくまでガイドラインです。実際の制作では、自社の商材と顧客の購買心理に合わせて柔軟にアレンジしましょう。

【7ステップ】ランディングページの作り方

LP制作は以下の7ステップで進めます。各ステップを順番に実行することで、初心者でも成果の出るLPを作成できます。

Step 1. 目的(KGI・KPI)を設定する

LP制作の最初のステップは、達成すべき目標を具体的な数値で定めることです。

**KGI(最終目標)**の例は「月間の問い合わせを30件にする」「セミナー申込を50件獲得する」など。**KPI(中間指標)**はCVR、CTAクリック率、フォーム完了率などが該当します。

目標が曖昧なまま制作を始めると、「なんとなく良さそうなLP」はできても、成果を測定できず改善も回せません。ゴールは1つに絞るのが鉄則です。資料請求と問い合わせと商品購入を1つのLPに詰め込むと、ユーザーは迷って離脱します。

Step 2. ペルソナを設計する

ペルソナとは、理想的な顧客像を具体的に描いたものです。年齢、職業、役職、悩み、情報収集の方法、購買の判断基準などを設定します。

ペルソナが明確になると、キャッチコピーの言葉選び、ベネフィットの優先順位、お客様の声の選定基準など、LP全体のトーンが決まります。

「30代・女性・会社員」のような大雑把な属性ではなく、「製造業の経理部門で、月末の請求処理に毎回3日かかっていることに悩んでいる35歳の主任」のように具体的な状況と悩みまで設定するのがポイントです。

Step 3. 構成(ワイヤーフレーム)を作成する

ペルソナが決まったら、LP全体の設計図であるワイヤーフレームを作成します。デザインに入る前に、何をどの順番で伝えるかを決めるのがこのステップの目的です。

ワイヤーフレーム作成時のチェックリストを用意しました。

  • ファーストビューにキャッチコピー・サブコピー・CTAボタンが含まれているか
  • ペルソナの悩みに直接刺さる言葉が最初に来ているか
  • ベネフィットは「機能」ではなく「顧客が得られる成果」で表現されているか
  • お客様の声や実績データなど第三者の証拠が含まれているか
  • CTAボタンはファーストビュー・ボディ中間・クロージングの最低3箇所に設置されているか
  • FAQで購入前の不安(料金・解約・サポート等)を解消しているか

構成の段階でこれらが揃っていれば、デザイン・実装に進んでも大きな手戻りは発生しません。

Step 4. コピーライティング

LP制作において、コピーライティングはデザイン以上にCVRに影響する要素です。特に重要なのがファーストビューのキャッチコピーです。

キャッチコピーの代表的な型を3つ紹介します。

  • 数字型: 「たった30分で完成するLP」「導入企業3,000社突破」
  • 質問型: 「まだ手動で請求書を作っていませんか?」
  • ベネフィット型: 「広告費を半分にして問い合わせを2倍にする方法」

いずれの型でも大切なのは、機能ではなくベネフィットを伝えることです。「AI搭載」ではなく「AIがあなたの代わりにLPを作ります」のように、ユーザーが得られる具体的な成果を言葉にしましょう。

ボディコピーでは、前のステップで選んだフレームワーク(AIDMAまたは新PASONA)の流れに沿って、各セクションのテキストを作成します。

Step 5. デザイン・実装

ワイヤーフレームとコピーが確定したら、デザイン・実装に進みます。デザインの具体的なポイントは次章「LPデザインで成果を出す5つのポイント」で詳しく解説するため、ここでは実装面で押さえるべき基本を整理します。

  • 制作方法の確定: この段階で自作(ノーコード/AI)か外注かを最終決定する。方法別の比較は後述の「ランディングページを作る4つの方法と費用相場」を参照
  • 素材の準備: 商品写真・ロゴ・アイコン・動画素材を事前に揃える。素材の品質がデザインの仕上がりを左右する
  • 表示速度の事前確認: 画像はWebP形式で圧縮し、不要なスクリプトを排除する。Googleの調査によると、モバイルページの読み込みが1秒から5秒に遅くなると直帰率は90%増加する(出典: Think with Google, "Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed")

ホームページデザイントレンド2026も参考に、ユーザーに信頼感を与えるデザインを心がけましょう。

Step 6. 公開・広告連携

LPが完成したら公開し、広告と連携して集客を開始します。

LP単体ではアクセスが集まらないため、リスティング広告(Google広告・Yahoo!広告)やSNS広告(Meta広告・X広告)と組み合わせて運用するのが一般的です。

公開前に確認すべき項目は以下のとおりです。

  • フォームの送信テストが完了しているか
  • サンクスページ(コンバージョン完了ページ)が設定されているか
  • Google Analyticsなどの計測タグが正しく設置されているか
  • OGP画像(SNSシェア時のサムネイル)が設定されているか
  • ページの表示速度が3秒以内に収まっているか

Step 7. 効果測定・ABテスト改善

LPは公開して終わりではなく、データに基づいて継続的に改善するものです。公開後1〜2週間でデータが蓄積されたら、以下の指標を確認しましょう。

  • CVR(コンバージョン率): 目標KPIと比較して達成度を評価
  • 直帰率: ファーストビューの訴求がターゲットに刺さっているかの指標
  • スクロール率: どこまで読まれているか(ヒートマップツールで計測)
  • CTAクリック率: ボタンの位置・色・マイクロコピーの改善余地を判断

改善はABテストで検証します。詳しい方法は後述の「公開後のLP改善(LPO)の進め方」で解説します。

ランディングページを作る4つの方法と費用相場

LP制作の方法は大きく4つあります。予算・スキル・納期によって最適な方法が異なるため、自社の状況に合った選択肢を見極めましょう。

LP作成ツール(ノーコード)で自作する

ペライチ、STUDIO、Wix、HubSpotなどのノーコードツールを使えば、プログラミング知識なしでLPを作成できます。テンプレートを選び、テキストと画像を差し替えるだけで、デザイン性の高いLPが完成します。

メリットは圧倒的な低コスト(月額無料〜数千円)と短納期(早ければ数時間〜1日)。デメリットはテンプレートの制約により独自性を出しにくいことと、複雑なアニメーションやカスタム機能の実装が難しいことです。

「まず小さく始めて反応を見たい」「ABテストを繰り返して最適解を探したい」という段階にもっとも適した方法です。

AIでLPを自動生成する【2026年最新】

2026年現在、AIがテキスト入力からLP全体を自動生成できるツールが急速に進化しています。従来の「テンプレートを選んで自分で埋める」方式から、AIがコピーも構成もデザインも一括で生成する方式へと選択肢が広がりました。

主要なAI LP生成ツールを比較します。

ツール特徴生成方法費用目安
シタミ対話形式のヒアリングからHP/LPを自動生成。業種別テンプレートとAI構成を組み合わせ質問に答えるだけ無料プランあり
Mixo事業アイデアを1行入力するだけでLP全体を自動生成。数十秒で完成テキスト1行入力月額$9〜
DurableAIがビジネス情報からWebサイトを30秒で生成。LP用途にも対応ビジネス情報入力月額$12〜
ペライチAI日本製ノーコードツールにAIアシスト機能を搭載。テンプレート+AIで構成提案テンプレート選択+AI補助月額無料〜
HubSpot AICRM連携が強み。AIがLPコピーを自動生成し、リード管理まで一気通貫テキスト入力+テンプレート無料プランあり

AI LP生成ツールの基本的なワークフローは「テキスト入力→AI自動生成→人間による調整」の3ステップです。AIが生成した初稿をベースに、ペルソナに合わせたコピーの微調整、CTAボタンの配置見直し、ブランドカラーの適用などを行います。

AI生成の最大のメリットはスピードとコストです。従来は数日〜数週間かかった工程が数分〜数時間に短縮され、外注費(一般的に15万〜60万円以上)を大幅に削減できます。一方で、AI任せにすると画一的な構成になりやすいため、構成フレームワークの知識を持ったうえで調整を加えることが成果を出す鍵になります。

フリーランスに依頼する

デザインやコーディングのスキルを持つフリーランスに依頼する方法です。費用相場は15万〜40万円が一般的なレンジです(2024〜2025年時点のWeb幹事、Lancers、StockSun等の複数メディア調査を参考)。

メリットは制作会社に比べて費用が安く、担当者と直接やり取りできるためコミュニケーションがスムーズなこと。デメリットは品質が個人のスキルに依存するため、ポートフォリオと実績の見極めが重要なことです。

戦略立案や運用サポートは別途必要になることが多いため、構成やコピーは自社で用意し、デザイン・コーディングをフリーランスに任せる「ハイブリッド型」も有効です。

制作会社に依頼する

LP制作を専門とする制作会社に依頼する方法です。費用相場は中小規模で35万〜70万円、大手で60万円以上です。

メリットは、戦略立案・構成設計・コピーライティング・デザイン・コーディング・運用改善まで一貫して任せられること。デメリットはコストが高く、制作期間も2週間〜1ヶ月以上かかることです。

広告運用と連動した本格的なLP施策を展開する場合や、社内にWeb制作のリソースがない場合に適しています。

【比較表】制作方法の選び方

項目ノーコード自作AI自動生成フリーランス制作会社
費用0〜数千円/月0〜数千円/月15〜40万円35〜100万円超
制作期間数時間〜数日数分〜数時間1〜3週間2週間〜1ヶ月超
デザイン品質△ テンプレート依存△〜○ ツール依存○ 個人スキル依存◎ チーム制作
カスタマイズ性
運用・改善自社対応自社対応別途相談一括対応可
こんな人向き予算を抑えたい・まず試したいスピード重視・コスト最小化デザインにこだわりたい本格的な広告施策を展開

成果を出すLPデザイン5つのポイント

LPのデザインは「見た目の美しさ」ではなく「ユーザーをコンバージョンに導く設計」です。以下の5つのポイントを押さえましょう。

ファーストビューで3秒以内に価値を伝える

ファーストビューとは、ページにアクセスしたときにスクロールなしで表示される画面領域のことです。ユーザーがページを読み進めるか離脱するかを判断するまでの時間はわずか数秒です。

LPは構造上、通常のWebサイトよりも直帰率が高くなりやすい傾向があります。ファーストビューで「このページには自分が求めている情報がある」と瞬時に伝えられるかどうかが、LP全体の成果を左右します。

ファーストビューに最低限含めるべき要素は、キャッチコピー(最大のベネフィットを一言で)、サブコピー(補足説明)、メインビジュアル(商品イメージまたは使用シーン)、CTAボタン(すぐにアクションできる導線)の4つです。

CTAボタンの配置とマイクロコピー

CTA(Call To Action)ボタンは、LPのコンバージョンに直結する最重要要素です。

配置のポイントは、ファーストビュー内に1つ、ボディの中間(記事全体の50〜60%地点)に1つ、クロージングに1つの計3箇所以上が基本です。ユーザーがアクションを決意したタイミングですぐにボタンが見つかる状態を作りましょう。

マイクロコピー(ボタン上やボタン周辺のテキスト)も重要です。「送信」「申し込み」のような事務的な表現ではなく、「無料で資料をダウンロードする」「30秒で簡単見積もり」のようにアクション後のベネフィットを含めると、クリック率が向上します。

視線誘導(Z/Fパターン)を意識したレイアウト

ユーザーの視線移動には法則があります。LPのように縦長のページでは、Fパターン(上部を左→右に読み、以降は左側を中心に流し読みする)が主流です。

この法則を踏まえ、重要な情報(キャッチコピー、CTAボタン、価格)は画面の左側や上部に配置しましょう。画像やアイコンを使って視線を誘導し、最終的にCTAボタンに目が行くようにレイアウトを設計します。

モバイルファースト設計の実践ガイドライン

LP制作ではモバイルファースト(スマートフォン表示を先にデザインし、PCに拡張する)が基本です。

モバイルLP設計の具体的な指針は以下のとおりです。

  • タップターゲット: ボタンやリンクのタップ領域は最低44×44px以上を確保する(WCAG 2.5.5 Target Size の基準)
  • フォーム最適化: 入力フィールドは最小限に。氏名・メール・電話番号など、本当に必要な項目だけに絞る
  • 表示速度: ページの読み込みは3秒以内を目標に。画像の圧縮、不要なスクリプトの削除で軽量化する
  • テキストサイズ: 本文は16px以上。スマートフォンで拡大なしに読めるサイズを確保する

信頼性を高める要素の配置

初めて訪れたLPで、ユーザーがすぐにアクションを起こすことは稀です。信頼性を裏付ける要素をボディに適切に配置することで、購買や問い合わせへの心理的ハードルを下げられます。

効果的な信頼要素は以下の5つです。

  • お客様の声: 実名・顔写真・具体的な成果を含むものが最も効果が高い
  • 導入実績: 「導入企業3,000社」のような数値。ロゴを並べると視覚的にも説得力が増す
  • メディア掲載: テレビ・新聞・Webメディアでの紹介実績
  • 資格・受賞歴: 業界団体の認証、アワード受賞
  • 保証・返金ポリシー: 購入後の不安を解消する「30日間返金保証」などの明示

【業種別】LP構成テンプレート

LP構成は業種によって最適なパターンが異なります。以下に4つの代表的な業種別テンプレートを紹介します。

EC商品LP

EC商品LPの目的は「購入」です。商品の魅力を視覚的に訴求し、比較検討の不安を解消する構成が有効です。

推奨構成:

  1. FV — 商品画像+キャッチコピー+価格
  2. 悩み共感
  3. 商品の特徴・成分
  4. お客様の声
  5. メディア掲載
  6. 限定特典・割引
  7. 購入CTA
  8. FAQ

ポイント: 商品写真の品質が成約率に直結します。使用前後の比較、使用シーンの写真、成分表示など、ユーザーが購入を判断するために必要な情報を視覚的に提供しましょう。

セミナー・ウェビナー集客LP

セミナーLPの目的は「申込」です。緊急性(日時・残席数)と登壇者の権威性が鍵になります。

推奨構成:

  1. FV — セミナータイトル+日時+申込CTA
  2. こんな方におすすめ
  3. セミナー内容
  4. 登壇者プロフィール
  5. 参加者の声
  6. 開催概要
  7. 申込CTA

ポイント: セミナーLPは緊急性がCVRを大きく左右します。「残席わずか」「早期申込特典は○月○日まで」など、今すぐ申し込む理由を明確にしましょう。

採用LP

採用LPの目的は「エントリー」です。求職者が知りたいのは「この会社で自分がどう成長できるか」です。

推奨構成:

  1. FV — キャッチコピー+社員写真
  2. 会社のビジョン・ミッション
  3. 仕事内容
  4. 社員インタビュー
  5. 福利厚生・キャリアパス
  6. 募集要項
  7. エントリーCTA

ポイント: 採用LPでは社員のリアルな声が最大の説得材料になります。一般的な企業紹介ではなく、実際に働いている社員が「なぜこの会社を選んだか」「入社後にどう成長したか」を語る形式が効果的です。

BtoB資料請求・問い合わせLP

BtoB LPの目的は「資料請求」や「問い合わせ」です。意思決定に複数人が関わるため、論理的な訴求と費用対効果の提示が重要です。

推奨構成:

  1. FV — 課題提起+サービス概要+資料請求CTA
  2. 業界の課題
  3. 解決策(サービス紹介)
  4. 導入効果(数値付き)
  5. 導入事例
  6. 料金体系
  7. 導入の流れ
  8. 資料請求CTA
  9. FAQ

ポイント: BtoBでは導入事例費用対効果の提示が必須です。導入前後の変化を具体的な数値で示しましょう。また、フォームの入力項目は「会社名・部署名・氏名・メールアドレス」程度に絞り、入力のハードルを下げることも重要です。

公開後のLP改善(LPO)の進め方

LPO(Landing Page Optimization)とは、ランディングページのコンバージョン率を継続的に改善する施策のことです。LPは公開がゴールではなく、データに基づいた改善を繰り返すことで成果が最大化されます。

ABテストの優先順位と実施方法

ABテストとは、LPの一部を変更した2つのバージョン(AパターンとBパターン)を同時に公開し、どちらがより高い成果を出すかをデータで検証する手法です。

改善効果が大きい順に、以下の優先順位でテストすることを推奨します。

  1. ファーストビュー: キャッチコピー、メインビジュアル、CTAボタンの色・文言
  2. CTAセクション: ボタンの位置、マイクロコピー、フォームの項目数
  3. ボディの構成順序: セクションの入れ替え、コンテンツの追加・削除

ABテストを実施する際は、1回のテストで変更する要素は1つだけにすることが鉄則です。複数要素を同時に変更すると、どの変更が効果をもたらしたか判定できません。

テスト期間の目安は最低2週間、できれば4週間です。各バリエーションで1,000〜2,000セッション以上を確保し、統計的有意差が出るまでデータを収集します(有意水準95%・検出力80%が標準的な判断基準。偶然ではなく本当に効果がある変更だと判定するための統計基準です)。平日と休日ではユーザー行動が異なるため、最低でも1〜2週間分のデータを含めることが重要です。

CVR改善のチェックリスト

ABテストを回す前に、まずは以下のチェックリストで基本的な改善ポイントを確認しましょう。

  • ファーストビューのキャッチコピーが広告文と一致しているか(メッセージの一貫性)
  • CTAボタンが画面内に常に見える状態か(追従型ボタンの検討)
  • フォームの入力項目は本当に必要な項目だけに絞れているか
  • ページの表示速度は3秒以内か
  • スマートフォンで操作しやすいレイアウトか
  • お客様の声や実績データは最新のものに更新されているか
  • 離脱ポイント(ヒートマップで赤くなる箇所)に対策が打てているか

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よくある質問(FAQ)

ランディングページとホームページの違いは?
ランディングページ(LP)は特定のアクション(購入・問い合わせ等)への誘導に特化した1ページ完結型のWebページです。ホームページ(HP)は複数ページで構成され、企業情報の発信やブランディングを目的とします。LPは広告からの流入を前提とし、ナビゲーションを最小限にしてコンバージョン率を高める設計になっています。
LPは自分で作れる?初心者でもできる?
はい、LP作成ツール(ペライチ、STUDIO、Wixなど)やAI自動生成ツールを使えば、プログラミング知識がなくてもLPを作成できます。AI自動生成ツールなら数分〜数時間で初稿が完成します。ただし、CVRの高いLPを作るには構成設計の基本知識が重要です。本記事で紹介した構成フレームワークを参考に、制作してみてください。
ランディングページの費用相場はいくら?
制作方法によって大きく異なります。ノーコードツールやAI自動生成なら月額無料〜数千円、フリーランスへの依頼で15万〜40万円、制作会社への依頼で35万〜100万円超が一般的な相場です。予算だけでなく、社内のリソースや求める品質、運用体制も含めて最適な方法を選びましょう。
LPのコンバージョン率(CVR)の平均は?
Unbounce社の『Conversion Benchmark Report』(2024年第4四半期版、41,000件のLP・4.64億訪問者を分析)によると、全業界のCVR中央値は6.6%です。ただし業界によって大きく異なり、イベント系は12.3%と高く、SaaS系は3.8%と低めです。自社LPのCVRが業界平均を下回っている場合は、ファーストビューやCTAの改善から着手するのが効果的です。
AIでランディングページは作れる?
2026年現在、AIでLPを作成できるツールが複数あります。シタミは対話形式のヒアリングからLP全体を自動生成し、Mixoはテキスト1行入力で数十秒で完成します。AIが生成した初稿をベースに、自社のブランドやペルソナに合わせて微調整するワークフローが主流です。構成の最終判断は人間が行うことで、AI生成でも高品質なLPに仕上げられます。
LPのABテストはどうやるの?
ABテストは、LPの一部を変更した2パターンを同時に公開し、どちらが高い成果を出すかをデータで検証する手法です。ファーストビューのキャッチコピーやCTAボタンから優先的にテストしましょう。テスト期間は最低2週間、各バリエーションで1,000〜2,000セッション以上を確保するのが目安です。VWO、DLPO、Optimizelyなどの専用ツールを使うと、ノーコードでテストの実施と結果分析が可能です。

まとめ

ランディングページの制作は、目的設定→ペルソナ設計→構成→コピー→デザイン→公開→改善の7ステップで進めます。

もっとも重要なのは、デザインよりも構成設計です。AIDMAや新PASONAなどのフレームワークを活用し、ユーザーの心理に沿った情報の流れを設計することが、CVRの高いLPを作る最大のポイントです。

2026年は、AIを活用することでLP制作のコストと時間を大幅に削減できる時代になりました。まずはAI自動生成ツールやノーコードツールで小さく始め、ABテストで改善を回していくアプローチが、初心者にもっとも適した方法です。

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