整体院のホームページ制作ガイド|費用・必須コンテンツ・医療広告表現まで解説

記事についての開示: この記事はシタミ編集部が作成しています。記事内に自社サービス「シタミ」の紹介を含みます。各情報は2026年5月時点の公式サイト・公的ガイドラインに基づいています。
この記事でわかること
- 整体院のホームページに必要な必須コンテンツ8選(チェックリスト付き)
- 医療広告ガイドラインに沿った禁止表現と安全な代替表現の対照表
- 費用相場:自作0円〜制作会社150万円、AIサービスという第4の選択肢
- エキテン・ホットペッパービューティーとの正しい役割分担と使い分け戦略
整体院にホームページが必要な理由
整体院のホームページとは、独自ドメインで運営する自社Webサイトのことです。エキテンやホットペッパービューティーのような外部プラットフォームとは異なり、施術内容・料金・院長の人柄を自由なデザインで表現しながら、手数料ゼロで予約を受け付けられる「自前の集客資産」です。
新規患者の多くは「○○市 整体院」「肩こり 整体 ○○駅」のようなキーワードでスマートフォンから検索します。検索結果に表示されるためには自社ホームページの存在が不可欠です。エキテンの口コミを見て「いい整体院だな」と思った人が、公式ホームページを探して来院を決断するケースも珍しくありません。
また、整体院は競合が多い業種です。近隣に複数の整体院があるとき、ホームページで院長の顔・施術の流れ・お客様の声を丁寧に伝えられる院が選ばれます。「ホームページがない」という事実だけで、信頼性を疑われることもあります。
エキテン・ホットペッパービューティーとの役割分担
「エキテンに登録しているから、ホームページはいらない」という声を整体院オーナーからよく聞きます。しかし、3つのチャネルはそれぞれ異なる役割を持っており、どれかひとつで全てをカバーすることはできません。
| 目的 | エキテン | ホットペッパービューティー | 自社ホームページ |
|---|---|---|---|
| 新規集客 | △ 口コミ検索からの流入 | ◎ プラットフォーム内で強い | △ SEOに時間が必要 |
| 口コミ・レビュー | ◎ 専門特化 | ◎ 予約連動 | △ Googleレビューへ誘導 |
| ブランディング | △ 同一フォーマット | △ 同一フォーマット | ◎ 完全自由 |
| 予約コスト | 無料〜 | 掲載料(月額)+ 予約手数料 | ゼロ(自社完結) |
| 長期資産性 | △ サービス仕様変更リスク | △ サービス仕様変更リスク | ◎ 自社資産 |
ホットペッパービューティーの費用構造は掲載料(月額・エリアやプランにより変動)と予約売上に対する予約手数料(プランにより異なります)の2段階です。立ち上げ期の新規集客には強力なツールですが、プラットフォームのルール変更・値上げのリスクは常にあります。
推奨モデル: 自社ホームページ(基盤・長期資産)+ エキテン(口コミ補強・MEO補助)+ ホットペッパービューティー(開業期の新規集客補助)
開業初期はホットペッパービューティーへの集中投資で新規のお客様を獲得しながら、自社ホームページを育てます。安定期以降はホームページからの直接予約比率を高め、プラットフォーム依存を段階的に下げていくことが長期的な経営安定につながります。
整体院ホームページに必須の8つのコンテンツ
整体院ホームページの必須コンテンツとは、初めて訪問したユーザーが「この整体院に行ってみよう」と判断するために必要な情報です。以下の8つを揃えることが、集客できるホームページの最低条件です。
①施術メニューと料金
ユーザーが最初に確認する情報です。「肩こり・首こり」「腰痛」「骨盤矯正」「全身整体」など症状・施術の種類ごとに料金を明確に記載します。「○○円〜」と最低価格から表記し、施術時間の目安も添えると来院のハードルが下がります。初診料・再診料・オプションの有無も必ず明示します。
料金が不明確なホームページは離脱率が高くなります。「詳しくはお問い合わせください」だけでは、競合に比較で負けます。
②院長・スタッフプロフィール
整体院選びで「先生の雰囲気が合うか」を重視する方は非常に多いです。院長の顔写真・保有資格・施術歴・得意な症状・ひとことメッセージを掲載します。複数スタッフがいる場合は全員分を掲載します。
人柄が伝わるプロフィールページは、指名予約の増加にも直結します。「この先生に診てもらいたい」という感情が来院の決め手になります。
③お客様の声
第三者の声は、院側の自己紹介より高い信頼を生みます。掲載時の表現については「医療広告ガイドラインと表現の注意点」のセクションで詳しく解説します。感想形式(「施術後、身体が軽くなりました」等)での掲載が基本です。
④予約導線
ホームページの最終目的は予約です。Web予約フォーム・LINE予約・電話予約の3つを並列で設置し、ユーザーが好きな方法で予約できるようにします。
予約ボタンはトップページ・メニューページ・スタッフページなど複数箇所に設置します。「予約はこちら」ボタンがひとつのページにしかない設計では、離脱が増えます。
⑤アクセス情報・院内写真
住所・最寄り駅からの経路・営業時間・定休日・電話番号・駐車場の有無をすべて記載します。Googleマップの埋め込みは必須です。スマートフォンからのアクセスが多いため、ワンタップで電話やナビが起動するレイアウトにします。
院内写真は清潔感と安心感を伝える重要なコンテンツです。待合室・施術台・設備の写真を複数枚掲載することで、「初めて行っても大丈夫そう」という安心感が生まれます。
⑥施術の流れ
「整体院って、初めてだとどうなるかわからなくて怖い」という心理的ハードルを下げるのがこのコンテンツです。来院受付→問診票記入→カウンセリング→施術→アフターフォローの流れを4〜6ステップで説明します。所要時間の目安も記載します。
⑦よくある質問
「予約なしでも行けますか?」「服装はどうすれば?」「妊婦でも施術できますか?」「子連れでも大丈夫?」など、初来院前の疑問に答えます。よくある質問は検索エンジンのPAA(よくある質問)にも表示されやすく、SEO効果も期待できます。
⑧ブログ・施術コラム
「腰痛の原因と自宅でできるセルフケア」「肩こりがひどいときの対処法」など、症状別のコラムを定期的に更新します。地域名+症状のキーワードで検索する見込み患者への入口になります。月1〜2本の更新を目標にします。
整体院ホームページ チェックリスト(8項目)
- 施術メニューと料金が症状別に明確に記載されている
- 院長・スタッフの顔写真とプロフィールが掲載されている
- お客様の声が断定的表現を避けた形式で掲載されている
- 予約ボタンが複数ページに設置されている
- Googleマップが埋め込まれ、アクセス情報が完全に記載されている
- 院内写真が複数枚掲載されている
- 施術の流れが図または箇条書きで説明されている
- スマートフォンで問題なく表示・操作できる
【言い換え対照表】医療広告と整体院表現の注意点
整体師(無資格)が施術する整体院の場合、医療法上の「医療広告ガイドライン」の直接的な規制対象外です。ただし、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師等の国家資格者が在籍・施術している場合は、各施術に対して関連法規(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律等)が適用され広告規制の対象になります。詳しくは所管の保健所または専門家にご確認ください。
また、景品表示法(優良誤認)の観点から問題になる表現があります。Googleの医療・ヘルスケア広告ポリシーに違反すると、リスティング広告が停止されるリスクもあります。
業界内では「根本治療」「完治」「医学的に証明」等の誇大な表現は、お客様の過大な期待を生みクレームや信頼毀損につながるリスクがあるとして、専門家から自制が推奨されています。
使えない表現と安全な代替表現
| 使いがちな表現 | リスク・問題点 | 安全な代替表現 |
|---|---|---|
| 根本から治します | 医学的な治癒の断定 | お身体のバランスを整えるアプローチをします |
| ◯回で治ります・改善します | 効果の断定・個人差を無視 | 個人差はありますが、多くのお客様が変化を感じています |
| 痛みが消えます・なくなります | 効果の断定 | 不快感の軽減をサポートします |
| 他院で治らなかった方へ | 根拠のない優位性の主張 | これまでお身体の悩みが解決しなかった方へ |
| 医師も認める / 医学的に証明 | 根拠なき権威付け | 国家資格○○師が施術します |
| 早期改善・完全回復 | 治癒の断定 | 継続的なケアで身体の変化をサポートします |
| 治療・治す | 「治療」は医療行為を示す言葉 | 施術・ケア・アプローチ |
「施術」「ケア」「整える」「サポート」「コンディショニング」は業界で広く用いられている表現です。ただし、前後の文脈によって適否が変わるため、広告全体での表現を確認することを推奨します。「治療」「治す」「根本治療」「完治」「医学的に」等の言葉は表現に注意が必要です。
Before/After写真・体験談の注意点
施術前後を対比するBefore/After写真は、「この施術を受ければ自分もこうなれる」という誤解を与えやすい表現です。掲載する場合は「個人の体験・感想であり、効果を保証するものではありません」と必ず付記します。
体験談・お客様の声を掲載する場合も同様です。「3回で腰痛が完全になくなりました!」のような表現は、効果を断定したと受け取られる可能性があります。「○回通って身体が軽くなってきた気がします」のような主観的・感想形式にすることを推奨します。
整体院のホームページをAIで簡単作成。シタミで30分のヒアリングから始めよう
整体院ホームページ制作の費用相場と方法別比較
整体院のホームページを作る方法は大きく4つあります。予算・時間・デジタルスキルによって最適な選択肢は異なります。
①自作ツール(Wix・WordPress)
WixやWordPressなどのノーコードツール・CMSを使って自分でホームページを作る方法です。月額費用は0〜0.3万円程度(ドメイン・サーバー代含む)と最も低コストです。
向いている人: 予算を最小限に抑えたい、デジタルが得意、時間に余裕がある
注意点: 操作習得に数時間〜数日かかります。整体院向けのデザインテンプレートは限られており、SEO設定・予約フォーム連携は別途対応が必要です。ノーコードでのホームページ作成について詳しくはノーコードでホームページを作る方法で解説しています。
②テンプレート型制作会社(整体院専門)
整体院・治療院専門の制作会社にテンプレートベースで依頼する方法です。費用は10〜30万円程度(一般的な相場として)が多く、月額保守費0.5〜2万円が加算される場合があります。
整体院専門の制作会社は、業界の表現上の注意点を把握したテンプレートを持っている場合があり、開業後の軌道修正が少なくて済むことが多いです。
向いている人: バランスよく品質を確保したい、デジタルが苦手、早期に開設したい
③AIサービス(シタミなど)
AIとの対話形式でヒアリングに答えるだけで、整体院向けに最適化されたホームページが自動生成される方法です。施術メニュー・料金・スタッフ紹介・予約フォームなどの整体院に必要なページ構成が標準搭載されており、ヒアリング30分〜数時間でドラフトが完成します。
費用については料金ページをご参照ください。初期費用を抑えた月額固定プランを用意しており、整体院業種向けのテンプレートや内容の整合性チェックが組み込まれているサービスもあります。
AIを使ったホームページ作成ツールの比較はAIホームページ作成ツールのおすすめ比較で解説しています。
向いている人: 早く・低コストで開設したい、デジタルが得意でない、整体院に特化した構成が欲しい
④フルオーダー制作会社
プロのWebデザイナー・制作会社に完全カスタムで依頼する方法です。費用は50〜150万円程度(一般的な相場として)と最も高くなりますが、独自デザイン・SEO設計・予約システム連携をまとめて依頼できます。
向いている人: 予算に余裕がある、開業時から完成度の高いサイトが必要、複数院を展開したい
ホームページ制作費用の相場では各方法の詳細なコスト比較を解説しています。
費用・方法比較表
| 方法 | 初期費用(目安) | 月額費用(目安) | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 自作(Wix・WordPress等) | 0〜数万円 | 0〜0.3万円 | 予算最小・デジタル得意 |
| テンプレート型制作会社 | 10〜30万円 | 0.5〜2万円 | バランス重視・業界特化 |
| AIサービス(シタミなど) | 料金ページ参照 | 料金ページ参照 | 早く・低コスト・整体院特化 |
| フルオーダー制作会社 | 50〜150万円 | 1〜5万円 | 品質最優先・予算十分 |
判断フロー
- 予算を最小限に抑えたい+デジタルが得意 → 自作ツール
- 早く開設したい+コストを抑えたい+業種特化が欲しい → AIサービス(シタミ)
- 業界の慣習・表現に詳しい会社に頼みたい → テンプレート型制作会社
- 完全カスタム・SEO設計込みで任せたい → フルオーダー制作会社
SEO・MEO対策で新規患者を集める
整体院のSEOとは、Googleで「地域名 + 整体院」「肩こり 整体 ○○市」などと検索したときに自院のホームページが上位に表示されること。SEO対策なしでは、ホームページを開設しても見込み患者に届きません。
Googleビジネスプロフィール最適化(MEO対策)
MEO(マップエンジン最適化)とは、Googleマップ・ローカル検索での表示順位を上げる施策です。整体院のような地域密着型ビジネスでは、SEO対策と並んで最も重要な集客施策です。
Googleビジネスプロフィールは無料で登録でき、設定した情報がGoogleマップや「○○市 整体院」などのローカル検索結果に表示されます。
設定のポイントは3つです。第一にNAP統一:店舗名・住所・電話番号をホームページと完全一致させること。情報が異なるとローカルSEOに悪影響が出ます。第二に写真の定期更新:院内写真・スタッフ写真を定期的に追加します。第三に口コミへの返信:ポジティブな口コミには感謝を、ネガティブな口コミには誠実な対応を示すことで、閲覧ユーザーへの信頼につながります。
エキテンへの登録もMEO補強に有効です。エキテンは整体院・治療院に強い口コミプラットフォームで、Googleビジネスプロフィールと並行して整備することを推奨します。
地域名 + 症状キーワードのSEO戦略
整体院へのアクセスの多くは「○○市 整体院 腰痛」「○○駅 骨盤矯正」のようなローカルキーワードから来ます。これらのキーワードでホームページを上位表示させるには、症状ごとの専用ページとブログコンテンツが有効です。
施術ページでは「腰痛専門」「骨盤矯正」「肩こり」などの症状を個別のページとして作成します。ブログでは「腰痛の原因と整体院での改善アプローチ」「産後の骨盤矯正はいつから?」のようなロングテールキーワードの記事を定期的に追加します。
ホームページ公開後3ヶ月の集客ロードマップ
ホームページ公開後、多くの整体院オーナーは「作ったのに来院が増えない」という状況に陥ります。これは公開直後から継続的な運用が必要なためです。
公開直後: Googleビジネスプロフィールを整備し、エキテンに登録します。知人・既存患者にGoogleレビューの投稿をお願いします。
1ヶ月目: 施術ブログを3記事作成します。「○○市の整体院が解説する腰痛の原因」「肩こりに効く自宅ストレッチ3選」など、地域名+症状のキーワードを意識した内容にします。
2ヶ月目: お客様の声コンテンツをホームページに追加します。来院されたお客様にLINE公式アカウントへの登録を促し、再来院の仕組みを作ります。
3ヶ月目: Google Search Console(無料ツール)で流入キーワードを確認します。「よく検索されているがページがない」キーワードに対応するFAQコンテンツを追加します。
よくある質問(FAQ)
整体院のホームページ制作費用はいくらかかりますか?
整体院のホームページは自作とプロ発注どちらがいいですか?
整体院のホームページで「治る」「効果がある」と書いていいですか?
エキテンやホットペッパービューティーがあればホームページは不要ですか?
整体院のホームページにSEO対策は必要ですか?
医療広告ガイドラインに違反するとどうなりますか?
整体院のホームページに必ず載せるべきコンテンツは何ですか?
まとめ:整体院ホームページを集客につなげる3つのアクション
まず、エキテン・ホットペッパービューティー・自社ホームページを「それぞれの強みに応じた役割分担」で運用することが大前提です。自社ホームページをゼロから作る場合は、費用・スキル・スピードのバランスで自作ツール・AIサービス・制作会社の3択から選びましょう。
次に、必須コンテンツ8つのチェックリストで自院のホームページを見直し、不足しているページ・情報を優先して追加します。お客様の声と施術の流れが充実すると、初来院のハードルが大きく下がります。
最後に、Googleビジネスプロフィールの整備とブログの定期更新で、地域検索からの新規患者獲得を継続的に進めます。公開後3ヶ月のロードマップを参考に、無理のないペースで運用を続けましょう。
シタミでは、整体院・治療院向けのデザインテンプレートを使って、AIとの対話形式でホームページを開設できます。施術メニュー・料金・スタッフ情報を入力するだけで、必要なページ構成が自動的に整います。制作後も管理画面からご自身で更新できます。
美容院のホームページ作成については美容室のホームページ作成完全ガイド、飲食店については飲食店のホームページ制作もあわせてご覧ください。